Windows11 のウィジェット機能を根本から消す方法

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前置き

我慢できずに、我がPCもWindows 11にアップデートしました。

見た目はかなり変わりましたが、内部的にはそれほど変わっていないようで

特に不満もない感じですね

流石に古臭くなってきていたサウンドやビジュアルが一新されていて結構気に入っています。

改悪と呼べる部分もその分多いですが、我慢できる範疇かなと。

ただ、ちらほら許せない部分もあって

今回はその一つである「ウィジェット」の存在を消す方法について記載する。

なお、Windows 11についてはまだまだわからないことが多く

不具合なども相当数存在する。

安易なアップグレードを推奨するものではなく

この解決方法も強引なものなので、決して悪影響がないものを保証するものではない

あくまで自己責任でおこなってほしい。

 

 

ウィジェットについて

ウィジェットは、Windows 11の新機能。

この機能はかつて存在したWindows 7のガジェットのようなものを

タスクバー内に表示し、ニュースや天気などの情報を集めたスペースと機能を指す。

 

これ自体の賛否はここでは論じないが

自分は不要、邪魔でしかなかったので早速タスクバーから非表示にする設定を実施した。

 

非表示の方法について

タスクバーから非表示にするだけであれば、簡単。

Windows 11の標準として設定項目が用意されている。

  1. タスクバーを右クリックし「タスクバーの設定」を開く
  2. タスクバー項目からウィジェットのスイッチボタンをOFFにする
  3. 非表示になる

これだけでOK。

ただ、問題が一つある。

 

問題点

この設定でウィジェットを無効にしたとしても、あくまでこれは

ウィジェットボタンをタスクバーから非表示にする設定であり

内部的な処理は走り続ける。

バックグラウンドで稼働し続けるアプリ名は「Windows ウィジェット」。

処理も放置するには少し負荷があり、

i5-11400で、CPUは時折5パーセント程度、メモリは常時100MBほど喰う。

まったく表示しない設定でも裏で動き続けるのは気持ち悪いので

何とか消せないか調査する。

 

解決策

Windows ウィジェットのプロセスをキルすることは可能。

Windowsエクスプローラーが巻き込まれて落ちるわけではない。

 

結論から書くと、「Windows Web Experience Pack」が

ウィジェット表示に関するアプリになる。

Windows Storeアプリで、標準の方法ではアンインストールすることができないがPower Shellを用いたアンインストール方法で削除が可能。

 

ここでは使用方法などの詳細は省くが、アンインストール方法を調べていただいた上でPower Shell上で下記コマンドを用いることでアンインストールできる。

 

winget uninstall "windows web experience pack"

 

これによりバックグラウンドプロセスも当然なくなり

タスクバーの設定項目自体から、ウィジェットが非表示になる。

 

なお、この方法でアンインストールしたとしても

Microsoft Storeの該当ページから再インストールが可能。

 


アンインストールしてから1日程度利用したが、特に不具合等はない。

ただし、環境によるし、無理やり感もあるので自己責任で。

 

もう一つの方法

詳細は省略するが、もう一つ方法としてグループポリシーエディタ内に

Windows ウィジェットの項目が存在するようなので

Windows 11 Proであれば、ウィジェットのポリシーを無効にすることで

ユーザーでの利用を不可に設定できる。こちらの方法のほうが安全だが

一般ユーザーであれば、Windows 11 Homeが多いであろうことから

基本的には利用できないと思われる。

Proを使用している方はこちらを推奨する。

 

総論

今回はWindows 11の記事になりました。

致命的な不具合は多くないとはいえ、やはりOSの新バージョンなので

いろいろと困ることや問題点は多そうです。

また、今回はWindows8や10の経験から、人柱が異様に少ない気がします。

現時点では日本語の記事などもかなり少なく思えます。

 

自分のメモとしてにはなりますが、今後も備忘録をとっていきます。

何かあっても責任はとれませんが、参考にしていただけると幸いです。