パソコンの購入を機にセキュリティソフトを消した

パソコンを買い替えたときにふと思った

上の雑記で書いたように、最近パソコンを買い替えた。

8年落ちからローエンドとはいえ最新世代へのスキップということで

雑記上では対して変わらんと強がっているものの

なかなか色々と感動しているところ。

 

 

ただ、いくらパーツが最新とはいえいつかは訪れる、ソフトウェア的な重さ。

8年間初期化もしていなかったPCで味わっているので、

今回は最初から

無駄なものは入れず、使わないものは消す

の精神で行くことにした。

あと、1年に1回くらい初期化しようかなと思っている。

パソコン買い替えたての、何も入ってないところから環境構築する

あの感じ好きなんですよね。

トラブルが起きる頻度もかなり下がります。

 

そして白羽の矢が立つセキュリティソフト

ある程度、環境を構築してふとタスクマネージャーを見やると

CPU、メモリ、ディスクのどれも落ち着いて安定しているものの

あるソフトがすべて専有率トップという輝かしい成績を残しているのを見つけた。

それがカスペルスキー

 

まあ、別に負荷が気になるほどでもないんだけど

バックグラウンドで明示的にスキャンしてるわけでもなく

定義ファイルのアップデートをしているわけでもないのに

常にCPU1%~3%喰ってるのはなんか気になる。

(何かしら働いてるんだと思うけど、何をしてるのかはっきりしてほしい。)

 

そういえば、NURO光に無料で付いてくるし

昔、先生先生呼ばれてて性能が良かったイメージだったので

脳死カスペルスキーだったけど

別にこれ、要らないんじゃないか?

 

消してみて移行先を考えることに

さっき入れたばかりだけど、消してみる。

 

当然CPUの喰いはなくなる。

その代わりにWindows Defenderが動き始める。

・・・。うん、カスペルスキーよりは軽いかも。

 

そもそもCPUの謎喰い現象がなくなっただけでよろしい。

メモリ消費は多少減ったかなくらい。

 

それにしても、昔に比べて、Windows Defenderの機能も盛りだくさんになってますね。

コア分離、TPM、セキュアブート、Exploit Protection。

この辺昔からあったけど、見えなかったのか

Windows10になってから実装されたのか、よくわかりません。

 

ただ、老害的思考でいうと、MSE(Microsoft Security Essentials)で

悪くないかもという評判が流れ出すより前の段階で

セキュリティソフトは色々試したりしていたので

若干イメージが悪い。ということでこれはなし。

何を入れるか検討することにします。

 

めっちゃ有名なこいつから試すことに。

カスペルスキーよりも先生かもしれません。

 

ドスパラのパソコンには、宣伝も兼ねてか

初期で30日の体験版が入っています。

再インストールしたところ、しっかりライセンスが減ってました。

 

ただこいつ、カスペルスキーより体感重い。

CPU喰いは同等、メモリ喰いは更に悪化という感じで

相性もあるでしょうが、ちょっとこれに変えるなら変える意味ないかも。

 

あとライセンスが高い。

家電量販店に売ってある有名税みたいなものでしょうが

はっきり言って日常生活でウイルスを検知することなんてないので

それに年8000円なんて出せません。

セキュリティ意識が低い以前に無理なものは無理です。

 

ちなみにソフトウェアのライセンスとして

"for Gamers"というゲーミング向けという立ち位置の製品がありますが

負荷面では正直あんまり変わりませんでした。

ゲーミングっていうからピカピカ光ったりするのかなと思ったら

最適化機能とかがついてるみたいです。

てゲームオプティマイザーとか最適化とかキャッシュ削除とか

碌なもんじゃないイメージ。こういうのに助けられた記憶が一切ないのは

俺だけなんでしょうか。

そもそもレジストリの登録を数個消したところで動作が改善するなら

Microsoftが放ってないのでは、といつも思います。

そういうのも嫌いなんで、選択肢からは外れました。

 

  • ESET

こいつも有名、家電量販店にありますね。

こいつは軽くて、CPUもメモリもそれほど専有しません。

これはありかなと思ったんですが

ファイアウォールがゲームの動作を阻害することが多かったです。

いちいち除外リストに入れるか、検知レベルを下げれば

一応動作に問題はないですが、めんどくさすぎます。

あと、インディーゲーム系のexeファイルを誤検知することが

2日試しただけで往々にしてありました。

 

セキュリティソフトなんか、自己主張してほしくないものの筆頭ですよね

縁の下の力持ちであってほしいし、「あ、君いたんだ」くらいのテンションが接したいです。

バイトリーダー気取られても困ります。

却下。ソフト上には出ませんが、パッケージのロボも怖いんで。

(ロボ恐怖症にはつらい)

 

  • ウィルスバスター

 


このCMが嫌いなので却下です。

こっちは、11年引きずってます。

 

軽いらしいですが、不祥事が多く、いいイメージがないです。

試してもないので動作はわかりません。

 

  • G Data

昔使ってたので試してみましたが

こいつが最重量級に重い。

 

昔はAvast + BitDefenderのダブルエンジンとかで

糞重かった記憶があるんですが、今はその2エンジンではないらしい。

それでも重い。バックグラウンドで動作ってわけじゃないんですが

うちの環境だと、ファイルコピーとかストレージ系に多大な影響が出ました。

 

2エンジンのときは個性的だったのと誰も使ってなかったのに加え

とてつもなく安かった(1ライセンス2000円とか)

面白がって使ってましたが、個性もなくなり、これはないかな。

ちなみに相変わらず値段は安めです。

アンチウイルスファイアウォールで3000円とか)

 

くそ懐かしい。

昔はWindows Defenderで充分みたいな風潮がなく

無料でもいいから入れとけ、無料セキュリティソフト入れてるやつが情強

そういう風潮もあり、AvastやらAviraやら色々派閥がありました。

あの頃はスマホは持ってて当然という感じではなく

所謂ガラパゴス携帯とスマホで7:3くらいの比率でした。

つまり、ネットを使う人が今ほど主流ではなかったので

PCを触ってインターネットに使ってる人は大抵ある程度PCオタクでした。

 

なのでそういう議論が2chやらSNSなど、至るところで起こってたりしました。

今、こんな話してもみんなキョトンとしますよね。

セキュリティソフトを何にするかよりも、ぴえんがぱおんするほうが重要なんじゃないでしょうか。使い方あってるのかこれ。

 

なので無料のイメージしかないこいつ。

使ってみたら、なんかGUIとかパターンファイルの進捗表示とかが古臭い。

性能は相変わらずいいらしいですが、昔から垢抜けないですよね。

 

久しぶりに小学校の頃の女の子に会ったら

髪型も三編みのおさげで丸眼鏡かけてたみたいな

そういうキュンとする要素もありますね。

ぜひ相合い傘でもして一緒に帰りたいところですが

なんとなく、子供の頃から何も成長していない自分と重なってしまうので

使うのはやめておきます。

 

負荷はとても軽かったですが、ゲームモードがうまく作動せず

ゲーム中にポップアップが出ることがあり

邪魔でした。それ以外はよし。

 

ここまで試して至った結論

あ、これWindows Defenderでいいかもしれんな・・・。

 

一番軽いんですよね。多分。

アプリごとのファイアウォールがちょっとユーザーに委ねられすぎなのと

定義ファイルの更新をWindows Updateを介して実施するので

そのタイミングだけ負荷が少しかかること以外は

まあ存在を忘れられるという意味ではぶっちぎりですね。

 

なんといっても、いちいち目障りで派手なポップアップもでないし

音もWindowsのシステム音なので、なんかなってるなで放置できるし

結局昔のようにセキュリティソフトにこだわる時代は終わってるのかもしれません。

 

AV-Comparativeなどの調査機関のデータでは少し劣るみたいですが

結局、この8年間、ウイルスを検知したのは数えるほど

その検知もすべて誤検知でした。

 

だったらこれが正解かな。

自分も時代の潮流に乗ることにします。

 

またなんか問題が起きれば、セキュリティソフトの旅に出ます。

結構特色があって、○○社と✕✕社はライバル関係なんだろうな~なんてのも

少し透けて見えたりして、昔から好きなんですよね、この業界。