最初に結論と要約
機能 | デスクトップ版 | モバイル版 |
---|---|---|
自作プレイリストの「拡張」機能(スマートシャッフルの前身) | 利用可能 | 旧機能 |
「お気に入りの曲」の「拡張」機能(スマートシャッフルの前身) | 利用不可 | 旧機能 |
自作プレイリストの「スマートシャッフル」機能 | 利用不可 | 利用可能 |
「お気に入りの曲」の「スマートシャッフル」機能 | 利用不可 | 利用可能 |
他人が作成したプレイリストの「スマートシャッフル」機能 | 利用不可 | 利用不可 |
Spotifyのデスクトップ版とモバイル版で、「拡張/スマートシャッフル」機能を利用する場合、自作プレイリストの「拡張/スマートシャッフル」機能はどちらでも利用可能ですが、「お気に入りの曲」の「拡張/スマートシャッフル」機能はデスクトップ版では利用できません。 また、「スマートシャッフル」機能はデスクトップ版に実装されておらず、利用できません。 他人が作成したプレイリストの「スマートシャッフル」機能は、どちらでも利用できません。 FireTV版では、いずれの機能も利用できません。
デスクトップ版でも、お気に入りの曲と同じ内容の自作プレイリストを作成することで、実質的に機能を拡張することができます。また、モバイル版でスマートシャッフルを有効にして再生を開始し、デスクトップ版にキューを共有することもできます。Fire TV版は自作プレイリストの拡張にすら、対応していませんが、同様にキューを共有することで再生することができます。
Spotifyには「スマートシャッフル」という機能がある
Spotifyには、「スマートシャッフル」という機能があります。
Spotifyの新機能「スマートシャッフル」について説明します。
この機能は、自分が作成したプレイリストと「お気に入りの曲」で使用できます。シャッフルボタンを使用して通常の再生、シャッフルモード、そして「スマートシャッフル」モード間を切り替えることで、この機能を有効にすることができます。
「スマートシャッフル」がオンのとき、推奨曲が自動的にセッションに追加されます。これらの推奨曲はすべてキューに表示されます。推奨曲は曲名の隣に✨マークが付いているので、それで見分けることができます。15曲以上のプレイリストでは、3曲ごとに1曲を推奨します。
そして何よりも、あなたのオリジナルのプレイリストはそのままで、耳に残った新曲をいつでも追加することができます。特定の推奨曲が気に入った場合は、「スマートシャッフル」のプラスボタンを使用して保存します。その曲が合わなかった場合は、マイナスをタップして推奨曲から削除します。これは、提案する曲をより良く調整するために使用されます。
「スマートシャッフル」を無効・有効にするたびに、新しいミックスが利用可能になります。
この機能は、自分が作成したプレイリストに似た曲を自動で追加してくれるため、関連する音楽を探求するのに便利な機能となっています。私自身は、特定のアーティストが好きというよりも、なんとなく音楽を聴くためにSpotifyを使っているので、この機能を愛用しています。ただし、この機能はデバイスによって利用できる範囲が異なることに注意してください。
モバイル版について
まず、モバイル版のSpotifyについて説明します。Spotifyに限らず、現在はソフトウェアやプロダクトの主戦場はもはやスマートフォンです。パソコンではありません。 そのため、ソフトウェアとして最先端で機能が豊富なのは常にモバイル版です。
Spotifyも例外ではありません。モバイル版は最も機能や設定が豊富です。前述の「スマートシャッフル」機能も例に漏れず、モバイル版が先行しています。
モバイル版では、先述の通り、「自分が作成したプレイリスト」「お気に入りの曲」に対してこの「スマートシャッフル」機能が利用できます。
デスクトップ版(およびWeb版)について
しかし、デスクトップ版では少し動作が異なります。
まず、スマートシャッフル機能は存在しません。しかし、全くスマートシャッフル機能が利用できないわけではありません。
デスクトップ版には、スマートシャッフル機能の前身である「拡張」機能が残っています。この機能は、スマートシャッフル機能と同様に、プレイリスト内の曲の傾向や好みに応じて類似の曲を挿入するための機能です。
よって、プレイリストに対してはデスクトップ版でも、この拡張機能を利用することが可能です。
さて、ここまでの説明とやや矛盾するかもしれませんが、スマートシャッフルと拡張機能はほぼ同じ機能です。Spotifyは名前を変更し、拡張するための手順を変更しただけです。
事実、スマートシャッフルが導入される前から、デスクトップ版では同様に拡張機能を利用できました。そして、本題に戻りますが、デスクトップ版ではこの拡張機能やスマートシャッフル機能はお気に入りの曲では使用できません。
デスクトップ版でスマートシャッフル機能を利用する方法はあるか
現時点で、デスクトップ版Spotifyにはスマートシャッフル機能は実装されていません。
ただし、ほぼ同じ機能の拡張機能が利用できます。しかし制限があります。
これは、スマートシャッフルが拡張機能と呼ばれていた時からの仕様で、デスクトップ版ではプレイリストにのみ拡張機能が適用されるようになっています。
拡張機能は、デスクトップとモバイルの両方のアプリで自分のプレイリストで利用できます。 貴方が先に述べたように、モバイルアプリの「お気に入りの曲」プレイリストでも拡張機能が利用できますが、現時点ではデスクトップアプリでは利用できません。そのため、あなたの場合、それを見ることができないのは普通なことです。
そのため、「お気に入りの曲」に対して、スマートシャッフルや拡張機能を利用することはできません。 ただし、やや強引ですが、以下の方法で同様のことをすることができます。
- お気に入りの曲=自作プレイリストを作って「拡張」する お気に入りの曲と同じ内容の自作プレイリストを作成することで、お気に入りの曲を実質的に拡張することができます。ただし、お気に入りの曲が多い場合は手間がかかることがあります。
- モバイル版でスマートシャッフル機能を使ってお気に入りの曲を再生し、再生するデバイスをデスクトップ版に選択する Spotifyには、同じSpotifyアカウントでログインしているデバイスやSpotify Connect対応のデバイス、同じWi-Fiネットワークに接続しているデバイスに対して、再生しているキューを共有する機能があります。 そのため、モバイル版でスマートシャッフルを有効にして再生を開始したキューをデスクトップ版で共有することで、拡張されたキューを再生することができます。
FireTV版について
FireTV版(スマートテレビ向け)については、残念ながらそもそも、自作プレイリストの拡張にすら対応していません。ただし、前述のキューを渡す方法で、疑似的な再生は可能ですので、ぜひ試してみてください。
(デスクトップ版はともかく、FireTV版は、FireTVのリモコンを操作するよりも、スマホで再生してからキューを渡した方が操作性も良く、特に困ることはないと思います。)
まとめ
Spotifyのデスクトップ版とモバイル版でスマートシャッフル機能を利用する場合、2023年5月23日時点で以上の差異があるため、ご注意を。
という記事でした。
余談
検証中に気づきましたが、Galaxy Z Fold 3を開いた状態でSpotifyを利用するとタブレット扱いになります。また、Spotifyの無料プランには、デバイスによって以下のような異なる制限があります。
デバイス | 制限 |
---|---|
スマートフォン | プレイリストはシャッフルプレイのみ可能で、特定の曲を選んで再生することはできません。また、1時間に6曲までしかスキップできません(ただし、一部のSpotifyが作成したプレイリストは除く)。広告が挿入されます。オフライン再生は利用できません。 |
タブレット/デスクトップ | プレイリストやアルバムを自由に選んで再生することができます。広告が挿入されます。オフライン再生は利用できません。 |
スマートTV/ゲームコンソール | プレイリストやアルバムを自由に選んで再生することができます。広告が挿入されます。オフライン再生は利用できません。 |
スマートスピーカー | アルバムやプレイリストをシャッフルプレイすることができます。広告が挿入されます。オフライン再生は利用できません。 |
つまり、閉じている間はスマートフォンの制限が適用されますが、開いてしまえば、広告が挿入されるだけで、好きな曲を選んで聴き放題になります。また、関係のない曲が挿入されることはありません。フォルダブル端末なら、無料プランでも十分だとなのでは・・・?
そして、月980円を節約できるという点から考えれば、フォルダブル端末は最強なのでは・・・?みんなもフォルダブル端末、買おう!(端末が25万以上)
そもそもこの仕様知らなくて、俺もうPremiumだし。しっかり毎月お布施しています。
サブスク地獄、まじで辞めてぇ。
やっぱり未だに外側ディスプレイの比率に慣れていなくて使いづらい。 フォルダブル端末の魅力は未だに感じ続けているけど、こうやってスクリーンショットを貼る時すら見づらい。そろそろ買い換え時期ではあるし、その問題を国内端末で解決できるフォルダブル端末はPixel Foldくらいだけど、微妙に惹かれないんだよなぁ。
今年初めに購入したM2 MacBook Airが思いの外クールで使いやすく、Appleのエコシステムに沈むのもありかなと思って、iPhoneも惹かれるし、うーん、迷うねぇ。